「別れさせ屋」と検索すると、「成功率○○%」「プロの工作で別れさせます」といった広告が並びます。どこまで信じてよいのか、そもそも何をする業者なのか、分からないまま相談している方も多いのではないでしょうか。
当サイト口コミnaviは、別れさせ屋を運営していません。復縁屋・別れさせ屋に依頼した元依頼者さんの口コミを買い取り、公開しているサイトです。この記事では、別れさせ屋とは何か、別れさせ工作の流れと手法、成功率の見方、元依頼者さんから寄せられた口コミ、依頼する前に知っておきたいリスクを、初めての方にも分かるようにまとめます。
別れさせ屋とは
別れさせ屋とは、恋人同士や夫婦など、特定の二人の関係が終わるように働きかける「別れさせ工作」を請け負う業者のことです。工作員と呼ばれるスタッフがターゲット(別れさせたい相手)に近づき、関係が終わるきっかけをつくろうとします。
依頼の理由には、たとえば次のようなものがあります。
- 元恋人に新しい恋人ができ、自分が復縁したい
- 配偶者や恋人の不倫を終わらせたい
- 家族や友人を、問題のある交際相手から離したい
ただし、工作員にできるのは、相手と知り合うきっかけをつくることや、相手の状況を調べることまでです。相手の気持ちそのものを動かせるわけではありません。
探偵業法との関係
別れさせ屋は、ターゲットの行動を知るために尾行や張込みを行います。他人の依頼を受けて、聞込み・尾行・張込みなどの方法で特定の人の所在や行動を調べ、その結果を報告する業務は、探偵業法の「探偵業務」にあたります(探偵業法2条1項)。探偵業を営むには、営業所ごとに都道府県公安委員会への届出が必要で(同法4条1項)、届出をせずに営んだ者は6月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象です(同法18条1号)。
一方で、探偵業法が定めているのは調査についてで、「別れさせ工作」について定めた規定はありません。届出をしていることは、工作のやり方が適切であることまで保証するものではない点に注意してください。工作と探偵業の関係は探偵はなぜ復縁工作や別れさせ工作ができるの?で解説しています。
届出をした業者は、届出をしたことを示す標識を営業所に掲示し、原則としてホームページなどでも公開しなければなりません(同法12条2項)。依頼を考えている業者のホームページで確認してください。
別れさせ工作の流れ
業者によって違いはありますが、おおむね次のような流れで進みます。
- 相談・面談:状況や目的(別れさせだけか、その後の復縁までか)を聞き取り、工作ができるかを判断する
- 調査:ターゲットの生活圏や行動の傾向などを調べる
- 接触:工作員が偶然を装ってターゲットに近づく
- 関係づくり:友人などとして関係を深め、関係が終わるきっかけを探る
- 報告:稼働の内容を、写真や報告書で依頼者に伝える
元依頼者さんからは、調査ばかりで接触に進まなかった、最後の「別れ」まで届かずに終わった、という口コミも寄せられています。調査の考え方は復縁屋の「調査が大事」は本当?も参考にしてください。
代表的な手法と注意点
偶然を装った接触
工作員が、ターゲットの職場の近くや習い事、ジム、SNSなどで自然に知り合おうとする方法です。接触が不自然だと警戒され、工作だと気づかれることもあります(依頼したことはバレる?)。
友人としての接触
同性の工作員が友人として信頼を得て、交際相手への不満などを聞き出しながら、関係が終わるきっかけを探る方法です。
ハニートラップ
異性の工作員がターゲットを誘惑する方法です。肉体関係を前提にした契約は、公序良俗に反して無効になる可能性があり(民法90条)、法的なリスクが大きい手法です。詳しくはハニートラップの依頼は危険?をご覧ください。
別れさせ屋の成功率は?
別れさせ工作の成功率を示す公的な統計はありません。業者が掲げる成功率は、その業者自身による発表です。
- 依頼者が知りたいのは、「自分の案件がうまくいくかどうか」
- 業者が出す成功率は、「過去の案件のうち何件を成功と数えたか」。母数や成功の基準が示されていなければ、比べようがない
「連絡先を交換できた」「一度会えた」といった途中の段階を成功と数える業者もあります。成功率の数字の見方は業者がホームページで公表している「成功率」の数字に要注意で検証しています。
元依頼者さんから寄せられた口コミ
以下は、元依頼者さんから口コミnaviに寄せられた声です(契約書などの資料を確認していないものを含みます)。
うまくいった例
「担当工作員が自然にターゲットと仲良くなり、3ヶ月ほどで別れました。依頼後の報告も丁寧で、最終的に元彼と復縁することができました。」
「親身な対応をしてくれた中小業者の方が結果が出た」「有名な大手は担当が多すぎて、私の案件を覚えていなかった」という声もあります。業者の規模や知名度より、担当者の対応と報告の丁寧さが大切だということが、寄せられた口コミから分かります。
うまくいかなかった例
- 「最初は親身だったのに、契約後は連絡が減って報告もなくなった。お金を払ったのに稼働しているのかも分からないまま終わった。」
- 「空振り稼動ばかりで、工作員が一度も接触しなかった」
- 「契約前には『短期間で復縁できる』と言われたが、結局は調査ばかり」
- 「調査報告書の写真が同じ日付のものばかりで、“これ、本当に稼働してた?”と疑問に思いました。」
- 「報告書は白黒写真を使い回しているだけ」
- 「追加契約を迫られ、合計で300万円以上支払ったが成果ゼロ」
工作員がターゲットに接触している最中に「依頼を受けている」と口を滑らせ、計画が破綻したという口コミもあります。
契約を急がせる営業トーク
- 「今週中なら割引できます」
- 「明日までに決めないと対象者の動きが変わる」
その場で決めさせようとする業者には注意してください(強引に契約を迫る復縁屋・別れさせ屋の手口)。
依頼する前に知っておきたいリスク
- お金:結果が約束される契約ではないため、成果が出なくても費用がかかる
- 追加契約:期間の延長や回数の追加を勧められ、支払いが想定より膨らむことがある(成果もなしに勧められる追加契約の実態)
- 法律:住居侵入や無断のGPS取り付けなど違法な方法をそそのかせば、依頼者も責任を問われることがある(刑法61条)
- 気持ち:期待と現実の差や、報告が来ない不安で、依頼中に心身ともに疲れてしまうことがある
相手がはっきり拒んでいる場合や、相手の居場所を突き止めること自体が目的になっている場合は、依頼すべきではありません。探偵業法は、調査の結果が犯罪行為や違法な行為に使われると知ったときは、業者はその業務を行ってはならないと定めています(同法9条1項)。依頼すること自体の考え方は復縁屋や別れさせ屋に依頼するのは違法なの?にまとめています。
依頼前のチェックリスト
- 探偵業の届出をしているか(ホームページで標識を確認する。探偵業法12条2項)
- 契約前に、重要事項説明書を受け取り、説明を受けたか(同法8条1項)
- 契約書に、調査の内容・期間・方法、報告の方法と期限、料金と支払方法が書かれているか(同法8条2項)
- 中途解約したときの扱いが書かれているか(同法8条2項7号)
- 担当者の名前と連絡先が分かるか
- 業者のサイト以外の口コミも確認したか
契約書を渡さない業者の見分け方は契約書を渡してくれない悪徳業者とは?、業者の比べ方は復縁屋は2〜3社比較が鉄則、信頼できる業者の特徴は良い復縁屋・別れさせ屋とは?にまとめています。
よくある質問
Q.別れさせ屋は本当にいるのですか?
A. 別れさせ工作を請け負う業者は実在します。依頼を考えるなら、探偵業の届出をしているか、契約内容を書面で示すかを必ず確認してください。
Q.別れさせ屋には頼まないほうがいいですか?
A. 相手がはっきり拒んでいる場合、費用を失うと生活が立ち行かなくなる場合、違法になりうる方法を提案された場合は、依頼すべきではありません。決める前に復縁工作は意味ない?もあわせて読んでください。
Q.料金はどのくらいかかりますか?
A. 業者や契約内容によって大きく違います。各社が公開している料金を比べた復縁屋・別れさせ屋22社の料金を徹底比較!と、安さで選ぶ危険をまとめた安い復縁屋・別れさせ屋は危険?を参考にしてください。
Q.契約は稼働回数制と契約期間制のどちらがいいですか?
A. どちらにも落とし穴があります。違いと契約前の確認点は稼働回数制と契約期間制、どちらが安心?で解説しています。
まとめ
- 別れさせ屋は、特定の二人の関係が終わるように働きかける「別れさせ工作」を請け負う業者
- 探偵業法が定めているのは調査で、工作のやり方まで保証するものではない
- 成功率を示す公的な統計はなく、業者の成功率はその業者自身の発表
- 口コミからは、業者の規模より、担当者の対応と報告の丁寧さが大切だと分かる
- 契約前に、重要事項説明書と契約書で、方法・報告・料金・解約を確認する
復縁工作の基本は、初めての人へ「復縁工作ってなんなの?」にまとめています。
口コミ提供を検討している方へ
もしあなたが
- 失敗した
- 後悔している
- 誰かに伝えたい
そう思っているなら、
その情報は必ず誰かの役に立ちます。
あなたの経験が、
次の被害を防ぐ力になります。











































