2社の復縁屋に依頼して失敗|元依頼者が語った契約前に確認すべき7つのこと

2社の復縁屋に依頼して失敗した元依頼者の体験談

「料金が安かったから」
「長く営業している業者だから」

復縁屋を選ぶとき、こうした理由を判断材料にする方は少なくないと思います。

しかし今回、口コミnaviでは、実際に2社の復縁屋を利用し、どちらの依頼でも納得できる結果を得られなかった元依頼者さんから体験談を聞くことができました。

元依頼者さんは身元が特定されることを強く心配されているため、この記事では業者名、契約時期、地域、契約金額など、本人や案件を特定する可能性がある情報は掲載しません。

また、本記事で紹介する内容は、元依頼者さんへの聞き取りで得た体験談です。業者側への事実確認は行っていないため、次の点について口コミnaviが断定するものではありません。

  • 業者が意図的に行ったこと
  • 業者側にどのような事情があったか
  • 法律上の責任があるか

そのうえで、これから復縁屋への依頼を検討している方にとって、契約前に確認しておくべき重要な材料が含まれていると考え、匿名でご紹介します。

目次

1社目|料金の安さで契約した復縁屋

元依頼者さんが最初に選んだのは、比較的安い料金を提示していた復縁屋でした。当時の業者選びについて、元依頼者さんはこう振り返っています。

「安かったので契約してしまいました」

高額になりやすい復縁工作では、料金が安ければ魅力的に感じるのは当然です。しかし、元依頼者さんが契約後に不満を感じたのは、料金そのものではありませんでした。

稼働回数を自分の意思とは関係なく消化された

元依頼者さんによると、契約したプランには稼働できる回数が設定されていました。ところが、

「自分がお願いしていないタイミングでも稼働回数を使われてしまいました」

とのことです。その結果、本当に動いてほしい場面になったときには、「もう残りの回数が足りない」という状態になってしまったといいます。

回数制の契約では、1回の稼働そのものに金銭的な価値があります。そのため契約前には、次の点を確認しておく必要があります。

  • 誰が稼働日を決定するのか
  • 依頼者の承諾なしに稼働できるのか
  • 稼働前に必ず連絡があるのか
  • 対象者を確認できなかった場合も1回として消化されるのか

「○回動きます」という数字だけを見ても十分ではありません。その○回を誰が、どのようなルールで使うのかまで確認することが重要です。

探偵業の届出をしている業者は、契約を結んだあとに渡す書面に「調査の内容、期間及び方法」を書かなければなりません(探偵業法8条2項3号)。稼働日の決め方や回数の数え方も、口頭ではなくこの書面に書いてもらうよう求めてください。回数制と期間制の違いは稼働回数制と契約期間制はどっちがいい?で解説しています。

面談した代表者と、契約後の担当者が別だった

もう一つ、元依頼者さんが強く違和感を覚えたのが担当者との関係です。契約前に会うことができたのは代表者のみ。しかし、実際に契約後の依頼を担当する人物には、

「会わせてもらえませんでした」

とのことでした。

復縁屋では、次のような役割が別々の人になっている場合があります。

  • 相談担当
  • 面談担当
  • 契約担当
  • 現場担当
  • アドバイス担当

分業そのものが悪いわけではありません。問題なのは、契約前に信頼した人物と、契約後に実際に依頼を進める人物が違うことを、十分理解しないまま契約することです。

面談では、
「契約後、私と直接やり取りする担当者は誰ですか?」
「その方と契約前に話すことはできますか?」
と確認してみてください。担当者に会わせてもらえないのであれば、誰が自分の案件を判断し、誰が指示を出すのかを、少なくとも明確にしてもらうべきです(関連:「相談員」と「担当者」が違う業者は危険)。

工作員は接触したものの、その先に進まなかった

元依頼者さんによれば、この業者では対象者への接触自体は行われました。ただし、

「接触したけれど、うまくいかなかった」

とのことです。

ここで重要なのは、接触が失敗したこと自体ではありません。人を相手にする以上、どれだけ準備しても接触が思いどおりに進まないことはあり得ます。見るべきなのは、失敗した後に、業者が何を分析し、次にどのような提案をしたのかです。

担当者から「依頼者本人だけで偶然を装って再会して」と提案された

接触がうまくいかなかった後、担当者から元依頼者さんへ次の提案があったそうです。

「今度は依頼者本人だけで、偶然会ったように再会してみてほしい」

いわゆる「ばったりした再会」です。元依頼者さんは担当者の提案に従い、指定された場所で対象者と再会しました。しかし、その場所について元依頼者さん自身が、

「どう考えても、自分と相手が偶然会う場所として不自然でした」

と感じていたそうです。実際に対象者と顔を合わせたところ、

「嫌そうな顔をされました」

とのことでした。元依頼者さんはその反応を見て、無理に話しかけることはしませんでした。すると後から担当者に、「なぜもっと強引に行かなかったのか」という趣旨で怒られ、最終的には、

「うちでやれることはもうない」

と伝えられたそうです。

「再会できたか」ではなく「その再会が自然だったか」が重要

この体験から、これから依頼する方に確認してほしいことがあります。再会工作では、会わせることそのものが目的ではありません。

相手から見て「なぜここにいるの?」「待っていたのでは?」と疑われる場所で再会しても、関係修復につながるとは限りません。元依頼者さん本人が事前に不自然だと感じていたのであれば、本来は次の点まで事前に打ち合わせる必要があります。

  • なぜその場所なのか
  • 対象者がそこに来る根拠は何か
  • 依頼者がそこにいても不自然ではない理由は何か
  • 相手が嫌な反応をした場合はどうするのか

そして重要なのはもう一つです。対象者が明らかに嫌がっているのに、無理に接触を続けるべきではありません。相手が拒んでいるのに関係を求め続けると、ストーカー規制法の「つきまとい等」にあたるおそれもあります(嫌がる人にメッセージ連投で逮捕?)。

元依頼者さんが相手の反応を見て強引に踏み込まなかったことについて、この記事では「正しかった」「間違っていた」とまでは断定しません。ただ、相手が嫌がっている状況で、どこまで接触するのかという基準を事前に共有しておくことは不可欠だったと考えます。再会の方法については再会方法ってどうやるの?もあわせて読んでください。

2社目|「老舗」という安心感とは別に起きた問題

最初の復縁屋で思うような結果が得られなかった元依頼者さんは、その後、別の復縁屋にも依頼しました。2社目は、長年営業しているいわゆる「老舗」の業者だったそうです。しかし、ここでも別の問題が発生しました。

担当者となかなか連絡が取れない

まず元依頼者さんが困ったのが、「連絡が取れない」という問題でした。復縁屋への依頼は、対象者の行動によって状況が変わります。そのため、次のような判断をその都度行わなければならないことがあります。

  • 今日動くべきか
  • 今回は見送るべきか
  • 新しい情報が入ったので方針を変更するか

担当者と連絡が取れなければ、その判断ができません。契約前には、
「担当者からの返信は通常何時間以内・何日以内か」
「担当者が不在の場合、代わりに対応する人はいるか」
まで確認しておいた方が安全です。調査の結果の報告の方法と期限も、契約後に渡される書面に書くことになっています(探偵業法8条2項4号)。

動いてほしい日に動かず、動いてほしくない日に稼働された

元依頼者さんが特に不満を感じていたのが、稼働日のズレです。本人には「この日に動いてほしい」という日があったにもかかわらず、動いてもらえない。反対に、「今日は動かなくていい」と考えている日に稼働されたこともあったそうです。

対象者の予定を把握している依頼者からすれば、「なぜ今日なのか?」と感じるのは当然です。もちろん、現場の状況から業者側が別の日を選んだ可能性もあります。今回、その理由までは確認できていません。

だからこそ契約前に確認すべきなのは、稼働日の最終決定権が誰にあるのかです。

  • 依頼者が希望日を出すだけなのか
  • 業者が独自に決められるのか
  • 依頼者の事前承諾が必要なのか

このルールを曖昧にしたまま契約すると、後から大きな認識のズレが生まれます。

尾行していた人物が対象者ではなかった

そして、今回の聞き取りで最も重大だと感じたのがこの点です。元依頼者さんによれば、

「尾行していた人が、対象者ではなく別人でした」

とのことでした。なぜ人物を取り違えたのか、業者側がどのように説明したのかまでは今回聞けていません。そのため原因を推測することはしません。

しかし、依頼者が指定した対象者とは別の人物を尾行していたという元依頼者さんの申告が事実であるなら、調査の前提そのものが崩れています。無関係の人を尾行することは、その人の生活の平穏を害しかねません。探偵業法も、探偵業者に、人の生活の平穏を害するなど個人の権利利益を侵害しないよう求めています(探偵業法6条)。

対象者の確認は、次のような複数の情報を照合して行うものです。

  • 顔写真
  • 身長や体格
  • 服装
  • 車両
  • 自宅や勤務先
  • 当日の特徴

契約前には、「対象者本人であることを、どの段階でどのように確認しますか?」という質問もしておく価値があります。

2社に依頼して分かった「安い」「老舗」だけでは判断できない現実

今回の元依頼者さんは、1社目では料金面、2社目では長く営業していること、それぞれ異なる安心材料を持って契約しています。それでも、本人が納得できる結果には至りませんでした。

この事例から少なくとも言えるのは、「安いから悪い」「老舗だから悪い」ということではありません。反対に、「安いからお得」「老舗だから安心」とも言えないということです。

契約前に確認すべきなのは、看板ではなく、実際に自分の依頼がどのように運用されるかです(関連:安い復縁屋・別れさせ屋は危険?/大手復縁屋の失敗事例)。

この実体験から見えた、契約前に確認したい7項目

今回の2社で起きた出来事をもとにすると、面談時には最低でも次の7つを確認しておくことをおすすめします。

1.稼働回数は誰の承諾で消化されるのか

「何回契約」だけでは不十分です。依頼者の承諾なしでも1回として消化できるのかまで聞いてください。

2.契約後の担当者は誰なのか

面談した代表者や相談員ではなく、実際に自分とやり取りする人を確認してください。

3.接触に失敗した場合、次の案は何か

「次は頑張ります」ではなく、失敗した理由をどう分析し、何を変えるのかを説明できるか確認します。

4.依頼者本人を動かす場合、どこまで事前に打ち合わせるか

本人による再会を提案するなら、次の点まで決めておくべきです。

  • 場所
  • 時間
  • 再会の自然さ
  • 声をかける条件
  • 引く条件

5.担当者とはどのくらいの頻度で連絡が取れるのか

契約前のレスポンスではなく、契約後の標準的な返信時間を聞いてください。

6.稼働日は誰が決めるのか

依頼者が指定できるのか。業者が決めるのか。双方の合意が必要なのか。契約前に明確にします。

7.対象者本人であることをどう確認するのか

尾行や張り込みを行う前に、本人確認をどのように行うのかを質問してください。

面談でそのまま使える質問

業者との面談で、次のように聞いてみてください。

  • 「私の承諾なしに稼働回数を消化することはありますか?」
  • 「契約後、実際に私を担当する方と契約前に話せますか?」
  • 「最初の接触が失敗した場合、どのように再計画しますか?」
  • 「私自身に相手との再会を求める場合、どこまで事前に打ち合わせをしますか?」
  • 「担当者からの通常の返信時間はどれくらいですか?」
  • 「稼働日は誰が最終的に決めますか?」
  • 「尾行を始める前に、対象者本人だとどう確認しますか?」

重要なのは「答えてくれたか」だけではありません。具体的に答えられるかを見てください。同じ質問を2〜3社にして、答えを並べて比べると違いが見えてきます(復縁屋は2〜3社比較が鉄則)。

元依頼者さんの失敗を「業者選び」だけの問題にしない

今回の体験談を、「この2社が悪かった」だけで終わらせるつもりはありません。復縁屋への依頼では、依頼者側にも次のような姿勢が必要です。

  • 契約内容を理解する
  • 稼働条件を確認する
  • 違和感があれば止める
  • 相手が嫌がる反応をしたら無理に押さない
  • すべて業者任せにしない

高額な費用を支払ったとしても、自分の人生の判断まで業者に渡してしまってはいけません。

今回の元依頼者さんも、1社では「安さ」、もう1社では「老舗」という安心材料がありました。しかし、本当に確認すべきだったのは、自分の案件を、誰が、いつ、何回、どのような判断で動かすのかだったのではないでしょうか(関連:復縁屋・別れさせ屋で失敗する依頼者の5つの特徴)。

まとめ|料金や知名度より「契約後にどう動くか」を確認する

今回お話を聞いた元依頼者さんは、2社の復縁屋を利用しています。本人から聞いた内容を整理すると、次のような体験がありました。

1社目

  • 料金が安いことを理由に契約した
  • 本人が望まない形で稼働回数が消化された
  • 必要な場面で残り回数が足りなくなった
  • 契約前に会ったのは代表者で、実際の担当者には会えなかった
  • 対象者への接触はうまくいかなかった
  • 本人だけでの再会を提案され、不自然だと感じる場所で対象者と会った
  • 対象者の嫌そうな反応を見て強引に動かなかったところ、担当者から注意され「できることはない」と伝えられた

2社目

  • 担当者と連絡が取りづらかった
  • 希望した日に稼働してもらえないことがあった
  • 希望していない日に稼働されたことがあった
  • 対象者とは別の人物を尾行していたと本人は認識している

復縁屋を選ぶとき、料金の安さも、創業年数も、代表者の知名度も、それだけでは契約後の対応を保証してくれません。契約前に見るべきなのは、「私の案件を、実際にはどう動かすのですか?」という一点です。そこで具体的な答えが返ってこないのであれば、その場で契約する必要はありません。

本記事について

本記事は、2社の復縁屋を実際に利用した元依頼者さんから口コミnaviが聞き取った体験談をもとに作成しています。情報提供者の特定を防ぐため、次の情報は掲載していません。

  • 業者名
  • 利用時期
  • 契約金額
  • 地域
  • 対象者の属性
  • 担当者名

口コミnaviでは、業者名を公開できない体験談も、今回のように身元が特定されない形でご紹介しています。失敗した話だけでなく、「この対応は良かった」という情報も同じように必要です。

口コミ提供を検討している方へ

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