※この記事には、実際に起きた事件に関する記述が含まれます。
先日、ニュースで報じられた事件。また、復縁をめぐって人の命が奪われる事件が起きてしまいました。
わたしは、この種のニュースを見ると非常につらくなります。一歩間違っていたら、わたしもなっていたかもしれない姿だからです。
亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈りいたします。
報道された事件の概要
- 2026年9月25日、群馬県太田市の住宅で、50代の女性が刃物で刺されて亡くなり、20代の息子さんもけがを負いました
- 警察が逮捕したのは、女性の娘さんの元夫です(逮捕容疑は息子さんに対する殺人未遂)
- 報道によると、元夫は娘さんに復縁を迫っていたとされ、報道の見出しでは「DV元夫」と表現されています
- 娘さんは事件の6日前、元夫から家族に危害を加えるという趣旨の言葉を受けたとして、警察に相談していました
出典:集英社オンライン(2026年9月28日配信)、日本経済新聞
※報道時点で容疑者は逮捕の段階であり、有罪が確定したものではありません。
「復縁したい」気持ちは、ときに冷静さを奪います
「復縁したい」と思う気持ちは、誰にでも起こりうる自然なものです。でも、その気持ちが強くなりすぎると、人は冷静になれなくなり、ときに過激にもなります。
わたし自身もそうでした。相手に感情的な言い方をしてしまい、ドン引きされた経験があります。あのときの自分は、相手の気持ちより、自分の不安や焦りを優先していました。
「わかってほしい」「話を聞いてほしい」という気持ちが、断られるたびに怒りに変わっていく。その怒りが、相手やその家族に向かってしまったのが、今回のような事件なのだと思います。
「拒まれたら止まる」——越えてはいけない線
相手に拒まれているのに、気持ちをぶつけ続ける行為は、ストーカー規制法の「つきまとい等」にあたる可能性があります。恋愛感情や、それが満たされなかったことへの恨みから行う、次のような行為です。
| つきまとい等にあたる行為 | 具体例 |
|---|---|
| つきまとい・待ち伏せ・押しかけ・うろつき | 自宅や職場、実家の近くで待つ |
| 監視していると告げる | 「今日どこにいたか知っている」と伝える |
| 面会や交際の要求 | 拒まれた後も「やり直したい」「会ってほしい」と求め続ける |
| 乱暴な言動 | 怒鳴る、脅すような言葉を送る |
| 拒まれた後の連続した連絡 | 電話・メール・SNSを何度も送る |
| 位置情報の無断取得 | GPS機器などで居場所を把握する |
こうした行為に対して、警察は警告や禁止命令を出すことができ、繰り返せば刑事罰の対象になります。そして何より、相手やその家族に、日々おびえて暮らす生活を強いることになります。
連絡の危険ラインについては嫌がる人にメッセージ連投で逮捕?復縁中の連絡リスクと危険ラインにまとめています。
「止まれない」と感じたら、第三者を頼ってください
警察の方々も、ストーカー事件を防ぐために努力してくれていると思います。でも、警察には他の案件もあり、一人ひとりにずっと寄り添い、話を聞き続けることには限界があります。
わたしが思うのは、ストーカー行為をなくすために本当に必要なのは、寄り添って話を聞いてくれる存在だということです。そしてそれは、自分から探しにいくしかありません。
だから、わたしが一番伝えたいのはこれです。
自分の気持ちをコントロールできないと感じたら、お金をかけてでも、第三者にサポートしてもらってください。
相談できる場所は、思っているより身近にあります。
| 相談先 | 連絡先 | こんなときに |
|---|---|---|
| こころの健康相談統一ダイヤル(厚生労働省) | 0570-064-556 | 気持ちが抑えられない、眠れない、誰かに話を聞いてほしい |
| 精神科・心療内科 | お近くの医療機関 | 相手のことが頭から離れず、生活に支障が出ている |
| カウンセリング | 民間のカウンセラーなど | 自分の気持ちを整理したい |
| 警察相談専用電話 | #9110 | 「自分が何かしてしまいそうで怖い」という相談もできます |
警察は医療機関などと連携して、ストーカー行為をした人を治療やカウンセリングにつなげる取り組みを行っています。警察庁によると、2025年に警察が受けたストーカーの相談は22,881件。一方で、カウンセリングや治療につながった人は233人でした(警察庁「令和7年におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案等への対応状況について」)。
相談の件数に比べて、治療やカウンセリングにつながる人はごく一部です。だからこそ、「自分はおかしくなっているかもしれない」と気づけた人が、自分から相談に行くことには大きな意味があります。
一時の感情で取り返しのつかないことをしてしまうのと、お金や時間をかけてでも誰かに支えてもらうのと、どちらがいいでしょうか。
復縁屋・別れさせ屋を考えている方へ|まともな業者は、こういう依頼を断ります
このサイトは復縁屋・別れさせ屋の口コミを扱っています。だからこそ、はっきりお伝えしておきます。
復縁屋は、カウンセラーではありません。目的は「関係を取り戻すこと」です。そのため、次のような状況では、復縁工作を依頼すべきではありません。
- 相手がはっきりと連絡を拒絶している
- 相手が警察や弁護士に相談している、警告や禁止命令を受けている
- 交際中や結婚中に、暴力や暴言があった
- 相手の居場所や新しい連絡先を突き止めること自体が目的になっている
探偵業法では、業者は契約の際に「調査の結果を犯罪や違法な行為に使わない」という書面を依頼者から受け取る義務があり(7条)、違法な行為に使われると知った場合は業務を行ってはならない(9条)と定められています。
面談で業者が「相手は警察に相談していませんか」「交際中に暴力はありませんでしたか」と確認してこないなら、その業者は危うい業者です。こうした依頼でも引き受ける業者は、依頼者を犯罪に巻き込む危険があります。
依頼を考える前に、まず自分自身の状態を見つめ直すことも大切です。復縁屋・別れさせ屋で失敗する依頼者の5つの特徴もあわせて読んでみてください。
被害を受けている方・身の危険を感じている方へ
もし今、元交際相手や元配偶者からの連絡や言動に恐怖を感じているなら、ひとりで抱え込まないでください。
| 窓口 | 連絡先 | 内容 |
|---|---|---|
| 緊急通報 | 110 | いま危険が迫っているとき |
| 警察相談専用電話 | #9110 | つきまといや脅しなど、事件になる前の相談 |
| DV相談ナビ(内閣府) | #8008 | 最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります |
| DV相談+(プラス)(内閣府) | 0120-279-889 | 24時間対応。メールやチャットでも相談できます |
今回の事件でも、娘さんは事件の前に警察へ相談していました。相談することは、決して大げさではありません。家族への危害をほのめかされるなど、危険を感じたときは、相談とあわせて安全な場所への避難も考えてください。
まとめ|一時の感情と、取り返しのつかない結果
- 「復縁したい」気持ちは自然なもの。でも、強くなりすぎると冷静さを奪う
- 相手に拒まれたら止まる。求め続けることは、ストーカー行為にあたる可能性がある
- 止まれないと感じたら、第三者を頼る。相談先は身近にある
- 相手が拒絶している・警察に相談している・DVがあったケースは、復縁工作を依頼すべきではない
- 被害を受けている側は、ひとりで抱え込まずに相談する
「あのとき誰かに止めてもらえていたら」——そう思う結果だけは、誰にも迎えてほしくありません。
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