「復縁屋や別れさせ屋って違法なの?」と思っている方も少なくないでしょう。しかし、探偵業の認可を取得し、「探偵業法」の範囲内で活動している限り、違法ではないと様々な記事やウェブサイトで解説されています。
復縁屋や別れさせ屋が合法であるためには、探偵業のルールを守り、適正な業務を行うことが重要です。認可を取得して営業している業者は、探偵業法の範囲内で活動しています。
現在の『探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)』を調べると、探偵業として行えることが明確に定められています。この法律には、他人の依頼を受けて特定の人物の所在や行動についての情報を収集することができると記載されています。具体的には、面接による聞き込み、張り込み、尾行などの実地調査を行い、その結果を依頼人に報告することが認められています。
したがって、探偵業の認可を取得している復縁屋や別れさせ屋であれば、張り込み、尾行、聞き込みなどは法律で認められている行為となります。
復縁工作や別れさせ工作の工作依頼を検討している人で業者の選び方や注意するポイントを気になされている人は多くいると思いますので、この記事が参考になれば幸いです。
※引用記事:〝探偵〟の張り込みや尾行、なぜOK? 実は法律で… こんな業者は注意、選ぶポイントも
注意すべき業者
復縁屋・別れさせ屋を選ぶ際には、探偵業届出証明書があるか、ウェブサイトに届出番号が明示されているかを確認することが必要です。また、集客目的で掲載されているランキングサイトなどは信頼性が低いので、契約前の無料相談時に慎重に見極めるようにしましょう。
探偵業の認可を取得するには、いくつかの条件があります。「破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者」や「禁錮以上の刑に処せられ、または探偵業法に違反して罰金の刑に処せられ、その執行を終え、または執行を受けることがなくなった日から5年を経過していない者」などは欠格事由に該当し、探偵業を営むことができません。「認可を取得していない業者は危険だと考えることが大事です」
法令やモラルに反する行為は厳禁です。ストーカー行為や犯罪に繋がる行為に加担した場合は違法となります。
また、探偵業の届出がないまま安価な費用で調査や工作の依頼を受けている業者も存在することは元依頼人から寄せられる口コミでわかっています。認可を取得していない無登録の業者やモラルのない対応や提案をしてくる業者と判明した場合は、直ちに連絡を断つようにしてください。
秘密保持を守れない業者に要注意
先日も復縁屋・別れさせ屋の代表取締役が探偵業で知り得た情報をもとに弱みにつけ込み恐喝と性的暴行で逮捕されたニュースがありました。※参考記事:FAX探偵ドットコムの代表者が性的暴行の疑いで再逮捕「強制性交までしてしまうとは・・・」
探偵業法では、秘密保持の義務があって「業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないこと」「探偵業務に関して作成・取得した資料の不正・不当な利用の防止措置を取らなければならないこと」が明確に定められているのです。
このようにルールが定められているのに依頼人の秘密を利用して違法行為に手を染める悪徳業者もあるので契約前には注意が求められます。
契約を行うおうとする前に依頼人に交付しなければならない書面が重要事項説明書になります。「契約したけどペライチの契約書しかなくて重要事項説明書などの交付はありませんでした…」と詐欺業者や悪徳業者の被害にあったという人もいるので、重要事項説明書と説明、契約書類が揃っていない復縁屋・別れさせ屋との契約は控えるよう注意して下さい。
※参考記事:重要事項説明書