組織的なステマに要注意!復縁屋株式会社の誘導実態とその手口とは?

組織的なステマに要注意!復縁屋株式会社の誘導実態とその手口とは?

最近、X(旧Twitter)を通じて別れさせ屋の利用を検討していた方から「誘導行為にあった」との情報提供がありました。内容を確認したところ、それはステルスマーケティング(通称:ステマ)とも言える悪質な手口であり、復縁屋株式会社およびその系列と思われる業者による組織的な誘導が行われていたというものでした。

今回は、その実態を明らかにし、同じような被害を防ぐための注意喚起としてまとめました。SNSやネットを活用して情報を集めている方は、ぜひ参考にしてください。

元別れさせ屋を名乗るXアカウントの存在

元別れさせ屋X(過去アカウント)
元別れさせ屋X(過去アカウント)
元別れさせ屋X
元別れさせ屋X

この上記にあるアカウントに誘導されたと情報が寄せられています

情報提供者の方は、別れさせ屋に関する知識を深めようとSNSでリサーチしていたところ、「元別れさせ屋X」と名乗るXのアカウントを見つけました。興味を持ってDMを送ったところ、親切そうに見えたそのアカウントは、実は自身が関与する業者への誘導を目的としたステマ活動をしていたのです。

このアカウントは過去にも別のアカウントで活動していた形跡があり、noteなどを活用して業界の暴露情報を発信しつつ、裏では信頼できる業者として自らの系列業者に相談者を誘導していたのです。

DM相談から電話へ、そして不信感へ

やり取りはDMから始まりましたが、やがて電話での相談に切り替えられました。電話相談では、

元別れさせ屋X

「今検討している業者は高すぎる、ボッタクリだ」
「違法行為をしている業者だからやめた方がいい」

などと、他業者の悪評を次々と吹き込まれ、情報提供者さんは混乱し不安を感じるようになったといいます。

突然の「運営者宣言」と矛盾

はじめは「元工作員」として第三者的な立場で話していたはずの人物が、ある時点で突然、
「実は自分が別れさせ屋を運営している」と告げてきました。そして、情報提供者さんがその業者名を尋ねると「今は教えられない」と濁すなど、矛盾した対応を繰り返したのです。

不信感を募らせた情報提供者さんが距離を置こうとすると、今度は手のひらを返すように自ら業者名を明かしてきたとのこと。その業者こそが、復縁屋株式会社の系列にあたる「別れさせ屋さん」だったのです。

この画像の業者に元別れさせ屋Xは誘導してきたのです。

組織的に行われている誘導の証拠

別れさせ屋さんHP
復縁工作のリンクをクリックすると復縁屋株式会社に飛びます

さらに調べてみると、誘導先となっていた「別れさせ屋さん」の公式サイト内には、復縁屋株式会社のホームページへとリンクされる導線が存在していました。これは、グループ内での誘導が意図的かつ組織的に行われていることの裏付けと言えます。

加えて、過去に当ブログでも注意喚起した「田島幸四郎」というアカウントも復縁屋株式会社と関係があることが判明しており、同様の手法で複数のステマアカウントが活動していた実績があります。

不透明な会社情報にも注意

会社情報
会社情報

復縁屋株式会社の会社情報にも不安材料があります。

  • 本社・カウンセリングルームの住所が番地までしか記載されておらず、建物名がないため実態が不明。
  • 代表取締役の名前も「佐藤」と苗字だけの表記で、個人が特定できない。

このような情報開示の不十分さも、信頼性に欠けるポイントです。

まとめ

信頼できる情報源を見極めよう

復縁屋株式会社、別れさせ屋さん、復縁屋さん…これらはすべて、同じグループに属していることが今回の調査で明らかになりました。

「元工作員」や「中立の第三者」を装いながら、組織的に特定業者へと相談者を誘導するステルスマーケティングは、情報弱者を狙った非常に悪質な手口です。

復縁工作や別れさせ工作の依頼を検討する際は、SNSやネット上の情報を鵜呑みにせず、複数社に相談する・契約前に会社の実態を確認する・不自然な誘導を感じたら一度立ち止まるといった対応を心がけてください。

被害者をこれ以上出さないためにも、今回のような事例を共有することは非常に重要です。皆さんもどうか十分にご注意ください。

「貴重な情報提供に感謝します。ありがとうございました」

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