復縁を考えている中で、元恋人に新しい恋人ができてしまったことを知り、どうすればいいか悩んでいる方や、復縁工作の依頼中に新たな恋人の存在が発覚したことで迷っている方も少なくないと思います。そうした状況から「別れさせ工作」を検討し、別れさせ屋を利用しようかどうか悩んでいる人も多いでしょうか。
寄せられた口コミの中にも「別れさせ屋の選び方」や「失敗しないためのポイント」に関する質問が多く寄せられています。そこで今回は、皆さんからの口コミや独自調査を基に、信頼できる別れさせ屋を選ぶ際の注意点をまとめました。少しでも参考になれば嬉しく思います。
別れさせ屋の選ぶ時の注意する点
わたしの経験や寄せられた元依頼者の経験と独自調査を通じて別れさせ屋を選ぶ時のポイントは、大きく分けて3つの点になります。※関連記事ページ:悪質な別れさせ屋ってどんなところ
- 信頼できる会社か?
- 調査、工作など稼動報告は?
- 着手金、費用について
それでは、各項目ずつ解説させてもらいます。
信頼できる会社か?
信頼できる会社か?理由や判断材料になりそうな注意点を解説させてもらいます。
ホームページの内容やクオリティー
インターネットで別れさせ屋のホームページを見ていると、気になる業者がいくつか見つかるかもしれません。その際、ホームページの内容やクオリティが一般的な基準と比べて違和感がないか、冷静に見極めることが大切です。以下に、確認してほしいポイントを挙げましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 会社の所在地は
- 公安委員会に届出を出しているか
- 会社代表者の氏名
- 会社情報の詳細
レンタルオフィスで営業していたり、探偵業の開業に必要な届出を出さずに無登録で営業している悪徳業者も存在します。また、別れさせ屋が株式会社などの法人である場合は、法人登記を確認しておくことが重要です。中には、登記せずに勝手に株式会社を名乗ったり、虚偽の資本金を記載するなどの違法行為を行う業者もいるため、注意が必要です。
探偵業の届出について
別れさせ屋が行う工作には、対象の張り込みや尾行といった調査が必要になることが多いです。ただし、探偵業の届出をしていない別れさせ屋がこれらの行為を行い、依頼者に報告をすると、探偵業法に違反することになります。
また、探偵業法では、営業所には探偵業の届出証明書を見やすい場所に掲示する義務があることも覚えておきましょう。中には、全国に支店があるように見せかけるため、レンタルオフィスを使っている悪徳業者もいます。
安心して別れさせ屋に依頼するためには、面談や相談の際に実際にオフィスを訪れて、探偵業の届出証明書がきちんと掲示されているか確認することが大切です。
初回相談や無料相談時の対応
別れさせ屋との初回相談で、強引に契約を迫られた場合は、よほど納得できる内容でない限り、その業者の利用は避けた方が良いでしょう。というのも、信頼できる業者であれば、初回相談の段階で無理に契約を進めることは基本的にありません。
さらに、質問することに対して嫌がったり、質問に十分な時間を与えない業者も注意が必要です。質問に対して明確な答えができないために、わざと避けている可能性があるからです。信頼できる業者であれば、どんな質問にも誠実に対応してくれるはずです。
工作について
別れさせ屋が契約後にやってくれる内容は以下になります。
- 工作前に対象の情報をまとめ
- 工作するために対象を調査
- 工作をするため対象に接触して会える関係を作る
- 別れさせるための心理誘導や工作をしてくれる
上記の内容は、寄せられた口コミを元に、真剣に取り組んでいる別れさせ屋が実際に行っている対応です。悪質な業者の場合、「工作員が顔バレする可能性があるので、直接接触は避けています」といった一般的でない工作方法を提示されることもあります。こういった場合は、「そもそも工作ができないから、そんな対応になるのでしょう」と考えるのが自然です。基本的な工作に対応できない業者は、避けた方が賢明です。
さらに、信頼できる業者の中には、対象者が不審に思わないよう、別れさせ工作が成功した後も、一定期間知人を装って接触を続ける「アフターフォロー」を行うところもあります。このアフターフォローは、対象者との復縁防止にも役立ちます。
また、「工作で○○をすれば別れますよ」といった簡単な説明だけで安心させようとする業者も避けた方が良いでしょう。中には、「工作内容は企業秘密なのでお伝えできません」という業者もいますが、事前に具体的な工作内容の説明を受けて、自分がその成功イメージを持てるかどうかも大事な判断材料です。さらに、工作内容のリスクやマイナス面についてもきちんと説明してくれる業者を選ぶことをお勧めします。
探偵業法の違反や行政処分について
別れさせ屋を選ぶ際には、過去に探偵業法に基づく行政処分を受けていないかどうかも調べることが大切です。警察や公安委員会のホームページでは、探偵業法違反などで営業停止や廃止命令を受けた業者を都道府県別に公表しているので、一度確認してみると安心です。
ただし、公表される期間は処分実施日から3年間と決まっているため、それを過ぎると情報は削除されてしまいます。そのため、インターネットで「業者名 行政処分」といったワードで検索してみることもおすすめです。事前にしっかりとリサーチすることで、より安心して業者を選ぶことができます。
調査、工作など稼動報告は?
稼動報告に関しては、本当に別れさせ屋によって違いがあるなと感じることが多いです。残念ながら、契約後にほとんど稼動しないまま依頼が終了してしまう悪質な業者もいます。また、報告書をもらうのに別途費用がかかる場合や、稼動が終わってから一週間以上も報告がない業者もあるんです。
だからこそ、契約前に「証拠付きの稼動報告がきちんともらえるかどうか」をしっかり確認することが大切です。報告内容で注意するポイントについても、以下にまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 稼働の報告画像はもらえるか
- 稼働の報告動画はもらえるか
- 稼働経費のレシートなど
探偵業の届出証明書が交付されている業者は、探偵業法に基づいて、契約後に契約内容をしっかりと明示した書面を依頼者に渡す義務があります。この書面を交付しない業者は、探偵業の届出をしていない悪質な業者である可能性が高いので、要注意です。
費用について
別れさせ屋の選び方の注意点「費用について」を解説させてもらいます。
別れさせ屋の費用について
寄せられた口コミや、私や皆さんの経験を見ていると、別れさせ屋の費用が決まる際に多く見られるのが、依頼の難易度に応じて期間や稼働回数が設定されたプランです。プランによって期間や稼働回数、そして費用が異なっており、対象の状況に基づいて依頼の難易度を判断する業者が多い印象です。以下が難易度の判断基準になります。
- 既婚者なのか
- 未婚者か
- 工作前の事前調査にかかる時間
- 対象と工作員が接触するポイント
多くの業者では、最初にプラン料金や着手金を支払い、その後、別れさせ工作が成功した場合に成功報酬を支払うという仕組みが一般的です。ただし、追加料金が発生する場合もあります。例えば、プランで設定された工作の回数や期間を超えて、さらに追加の工作が必要になった場合などです。
別れさせ屋の費用相場
この業界では一般的かどうかの判断が難しいですが、多くの別れさせ屋業者の費用を比較すると、総額はおおよそ80万円から300万円ほどとなることが多いです。基本的なサービスに含まれる内容として、以下のようなものがよく見られます。
- 工作前の事前調査
- 工作の立案と計画作成
- 工作稼動
業者ごとに費用やプランの内容、各種料金や支払い方法には違いがあるので確認が必要です。
費用に関する注意点
注意する点は以下になります。
- 着手料金の詳細
- 返金条件がある場合の詳細
- 追加料金の発生するタイミングや条件
費用に関しては、どんな項目にどれくらい支払うのか、しっかり明記されているかを確認することが大切です。例えば、人件費、機材費、交通費、報告書作成費などが具体的に記載されているかどうかです。また、契約が期間制(定額制)か実働回数制(加算制)なのかも、あらかじめ把握しておきましょう。
料金の詳細について、ホームページや契約書で確認できる別れさせ屋を選ぶのが安心です。特に、激安プランを提供している悪徳業者の中には、追加料金の発生条件を曖昧にしているケースもあるので、注意が必要です。
そのため、安い料金だけで業者を選ぶのではなく、複数の業者に相見積もりを依頼し、料金や工作内容を比較検討してから、信頼できる業者を選ぶことをおすすめします。
信頼できる業者を見極めるためには、ホームページの内容をしっかり確認し、過去に依頼した人とのトラブルや行政処分の履歴がないかをチェックするのがおすすめです。また、無料相談の際には、別れさせ工作の詳細や稼働報告、費用について納得がいくまで細かく質問してみてください。誠実に営業している業者は、きちんと説明してくれるという口コミも多く寄せられていますので、ぜひ参考にしてくださいね。「契約はあくまで自己責任でお願いします」といった意識も忘れずに。